かまぼこづくりは「一に買い出し、二に臼、三に釜」と言われています。川虎は、その基本を忠実に守り、原料と水、職人の技を最大限に生かし、味に妥協しない姿勢を貫いています。
代々引き継がれる職人技
「板付」
川虎は「板付屋」と呼ぶほど、板付かまぼこに特段の自信があります。シンプルだからこそ、最も難しい板付。ぜひご堪能ください。
「ジャンボ板」をはじめとした板付かまぼこは、熟練の職人が、「附包丁」と呼ばれる特殊な包丁を用いて成形します。
現在では、手作業による板付かまぼこは希少。長崎近海で獲れたエソ、カナガシラなどの上質な魚のすり身を独自の配合でブレンドし、幾重にも丁寧に盛ることで、抜群の弾力と豊かな味わいを実現します。
ひとつひとつ丁寧に焼く
「ちくわ」
「ジャンボ竹輪」は、職人が一本一本心を込めて、手握りで作ります。長崎竹輪ならではの「黄金色」に輝く逸品です。
手握りの竹輪は、香ばしく弾力のある食感。噛めば噛むほど、旨味がお口いっぱいに広がる、極みの一本です。
熟練の技ですばやく均等に成形し、温度や時間に気を配りながら、丁寧に焼き上げます。見た目の華やかさ、食べ応えともに満点です。
手造りならではの
「揚げかまぼこ」
子どもも大人も大好きな、揚げかまぼこ。冷めてもそのままでおいしい、川虎のこだわりがたっぷりと詰まっています。
川虎の揚げかまぼこは、板付用にも匹敵する上質なすり身を使用。 だからおいしさが違います。 長崎おでんをはじめ、食卓の主役でも、脇役でも、いつでも大活躍間違いなしの豊富なラインナップ。 県外のお客さまにも大変喜ばれています。
かわとら90年の歴史
川虎かまぼこは、初代・川口虎雄が1927(昭和2)年、長崎県南高来郡(現在の島原市)有明町で創業しました。 終戦の1945(昭和20)年、現在の長崎市伊勢町へと移転。 長年にわたり、長崎県のかまぼこ業界の発展に貢献してまいりました。 当店が手掛けた製品は、数々の名誉な賞を頂戴しております。
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焼きたての竹輪が並ぶ新大工町店
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活気ある市場内の新大工町店
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昭和40年代の本店(長崎市伊勢町)
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創業者 川口虎雄
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工場での一コマ
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原料を練り上げる大きな石臼(中央)